鉄分不足と冷え性の関係性と予防法

1.冷え性には鉄分補足が関係している?その原因と予防について

働く女性のみなさんや、主婦のみなさんは、冷え性で悩んだことはありませんか?

そもそも、冷え性という言葉は男性からはほとんど聞いたことがありませんよね。それはなぜなのでしょうか。
男性は鉄分不足にならないの?というとそんなことはありませんが、やはり女性には毎月生理というものがあるので、どうしても男性よりもずっと鉄分不足になる率が高いのですね。

1.1.実は、冷え性の多くは鉄分不足と関係している

その鉄分不足が、多くの女性を悩ませる「冷え性」に関係していることがあるのです。
では、その理由について見ていきましょう。

そもそも鉄分不足とは正確に言うとどのようなことなのか、について知ることがまず重要なのですが、
ここに、そのメカニズムを挙げてみたいと思います。

・鉄分不足とは、主に血液の中の赤血球が足りないことによって起こります。
・赤血球とは、主に「ヘム鉄」や「ヘモグロビン」でできており、酸素を体内に運ぶ役割をしています。
・赤血球が足りなくなると、体内に運ぶ酸素の量が足りなくなってしまいます。体に行き渡る酸素の量が足りなくなってしまいます。

これが鉄分不足の正体なのです。

1.2.鉄分不足と「冷え性」がどのように関係するのか?

上で述べたように、鉄分不足というのは赤血球が足りなくなって、体内に行き渡る酸素が足りなくなることで起こるのでしたね。

ここに「冷え性」との深い関わりがあるのです。
本来ならば血液によって体中に酸素が運ばれて、体ははじめて健康体でいられます。しかし、赤血球不足によって行き渡る酸素の量が足りなくなってくると、当然、体の末端である手足などに運ばれる酸素の量は大幅に少なくなりますね。
そうなるとどうなるのかと言うと、酸素の足りなくなった血管はもろく、細くなってしまいます。そして、正常に行き渡らない赤血球(酸素)不足を補うために、血管は縮こまり、水分を逆に外へ出そうとしてしまうのです。
体に赤血球(酸素)が足りていないから体が「酸素」を含んだ「水分」を欲しがっていると認識するため、起こる現象です。

手足の血管がそのような状態になると、人は体の、特に手足の「冷え」を感じ始めます。
実際に触ってみても冷たいことが多いです。

これが、多くの「冷え性」の正体なのです。

もちろん、鉄分不足ではなく、単に血流が悪くなっている(運動不足や体を冷やしすぎるなどの)ために冷えが起こることもありますが、鉄分不足でも、このように冷え性になってしまうことが多いのです。

鉄分不足から起こる冷え性は、いくら体を温めても、手足を温かくしてみても、よくならないので分かりやすいかもしれません。

1.3. 鉄分不足が原因の冷え性の予防策とは?

予防策はずばり、鉄分(赤血球)を増やすことです。
赤血球は「ヘム鉄」や「へミグロビン」でできている、と先ほど述べましたが、これらの栄養素を積極的に食事に取り入れていくことが解決策になるわけです。

つまり、鉄欠欠乏性貧血(赤血球が不足するために起こる貧血)と同じ対処療法をしていけばいいということです。

日頃の食事に、ヘム鉄を多く含んだ食品を多く取り入れる(レバーや肉類、大豆製品など)、ということ、そしてヘム鉄の吸収を良くするために、ヘム鉄と結びついて体に吸収されやすい食品(ビタミンCやカルシウムなどを多く含む食品)となるべく一緒に食べること、
この二点に気をつけて生活するようにしてみてください。赤血球を増やすことを意識した食事をするということです。

また、鉄分のサプリメントを使ってみたり、なるべく体を冷やさないように(血流を良くするように)することも、とても効果的です。
冷え性なんだけど原因がわからない・・・という人は、一度、鉄分(赤血球)不足を疑ってみて、当てはまることが多いと思ったら、貧血予防も兼ねて、ぜひ、積極的に鉄分不足を補うようにしてみてくださいね。

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