妊婦さんには鉄分が欠かせない?その理由と効率よい摂取方法

1.妊婦さんには鉄分が欠かせない!その理由や正しい鉄分の摂り方

妊娠を自覚し、産婦人科などで受診して妊娠決定になったあたり(2~3ヶ月齢頃)からすでに、自分の体に色々と変化が起こってきたな、と感じる妊婦さんは多いと思います。
妊娠は、人をひとりお腹の中で育てるということですから、当たり前ですよね。
起こってくる体の変化としては、

  • なんだか体が熱っぽい
  • 吐き気がする(つわり)
  • だるい感じがする
  • いつもより眠くて仕方がない

などといったことが主に挙げられますが、これらの体の変化のほとんどは、母体が赤ちゃんを育てるための環境作りで日々変化していっているあかしなので、特に心配はいりません。

1.1.だるい感じがする、などで気をつけたいのは鉄分不足

疲れやすかったり、だるい感じがするときには、鉄分不足に気をつけるといいでしょう。
妊娠していない人でも、女性は鉄分不足になりやすいですが、妊婦さんにはその傾向が顕著にみられます。
当たり前ですよね、赤ちゃんからどんどん栄養を取られるお母さんは、鉄分も不足してしまいます。
だるい感じがしたりするのは、赤ちゃんから主に鉄分を中心とした栄養がどんどん取られているから起こります。

それでは、主に、不足しがちな鉄分を妊婦さんが有効に摂るには、どのような方法があるのでしょうか。

多くの妊婦さんが、妊娠中は体に(母体に)悪いものは食べたり飲んだりしたくない、と感じるのが普通です。

鉄分は摂りたいけれどサプリメントは怖いからちょっと・・・という人にオススメなのは、食事の中に積極的に鉄分を取り入れていくことです。
バランスよく食事を摂れればよいのですが、鉄分とは、それだけでは体への吸収率が悪い、という成分なのです。

そこで、まずは鉄分を吸収しやすい食事法から考えていきましょう。
鉄分と結びついて体内へ吸収しやすい食品には、主に、

  • 動物性たんぱく質
  • ビタミンC
  • カルシウム

などがあります。
動物性たんぱく質で言えば、肉類やお魚、卵などです。
次いで、ビタミンCで言うと、野菜や果物類に多く含まれています。
カルシウムですが、これはたとえば牛乳やチーズ、ヨーグルト、海草類にも多く含まれています。

これらの食材と、鉄分(レバーに代表される、肉類の鉄分やほうれん草、貝類など)をバランスよく摂ることが大切です。

1.2. つわりがずっと続いて食欲が湧かないときはどうすればいい?

そんな場合には、鉄分サプリメントに頼るのも、特に問題はありません。ポイントは、まず成分表示がきちんとされている、安全なサプリメントを選ぶこと。そしてもうひとつが、鉄分の成分である「ヘム鉄」や「非ヘム鉄」をバランスよく摂ること。
最後に、鉄分サプリメントの効果を生かすために、なるべく野菜や果物、乳製品などはきちんと摂ること、です。

これらさえおさえておけば、鉄分サプリメントに頼っても、特に妊婦さんだからといって危険であることは滅多にありません。

妊娠中期~後期になってきて、栄養バランスも整えているつもりなのに、検査で貧血が出た、などという時は、産婦人科で安全な鉄剤もちゃんと処方してくれます。
体にたくさんの負担がかかる妊娠期間を、無理のない範囲で、鉄分などの栄養バランスに気をつけて、母子共に健康に乗り切っていってくださいね。

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