もう一度見直したい、鉄分サプリメントの怖い副作用

1.鉄分サプリメントの気をつけたい副作用いろいろ

鉄分とは、体内で生成されにくいものなので、普段の食事からなるべくうまく摂取できるように気をつけたいものですが、毎日毎日鉄分にばかり気をつけているわけにはいかないときもありますよね。

そんなときに活躍するのが、鉄分サプリメントです。
中にはとてもよく効くものもありますし、飲んでよかった!ということもあるでしょう。
ですが、ときには、鉄分サプリメントの摂り過ぎや、間違った使用方法などによって、怖い副作用が出ることもあるのです。
それでは、一体どんなものを選ぶと、どんな副作用が出るのか、ひとつずつ見ていきましょう。

1.1. 鉄分に詳しい人なら絶対に選ぶ、「ヘム鉄」の多いサプリメントについて

「ヘム鉄」とは、「非ヘム鉄」に比べて吸収率がよいことで知られています。鉄分は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分かれるのですが、ちょっと詳しい人なら、鉄分不足かな、と思ったら迷わずに「ヘム鉄」の多く含まれた鉄分サプリメントを選ぶでしょう。
それ自体は間違っていませんが、問題は、どれだけの期間、飲み続けるのか、というところにあります。

ヘム鉄は、体への吸収率がいいですし、さらに吸収率を上げる栄養素とバランスよく摂取すれば、かなり早い段階から、ある程度の効果が実感できるでしょう。ですが、1回飲み始めると、ずっと飲まなければ安心できなくなっていたりしませんか?

これが怖いところで、鉄分はもう十分に足りているみたいだから飲まなくても大丈夫、という目安が、素人判断ではなかなかわかりづらいため、一度飲み始めたら、まるで常備薬のように飲む人がいます。

そうすると、どうなってしまうのかと言うと、

もうとっくに体の鉄分量(ヘム鉄量)は一定基準に達しているのに、体の中にどんどん鉄分を溜めていくことになります。
溜まって、余った鉄分は、体の中の不必要なものを浄化する器官である、「肝臓」に溜まっていきます。
肝臓に溜まった鉄分は、分解されてすみやかに外へ排出される、ということがなかなかできません。それは、鉄分自体の性質によるもので、溜まった鉄分は、今度は鉄分を分解してくれる栄養素がなければなかなか体外へ排出されないのです。

そうして肝臓の中に溜まった鉄分が、肝臓の病気を引き起こすことがあります。怖いものでは、ガンの原因にもなり得ます。
そこまでいくのは稀ですが、肝臓の働きが悪くなり、倦怠感など、様々な全身症状を引き起こすことがあるのです。

これが、「ヘム鉄」の多いサプリメントを使用する上で気をつけたい主な副作用です。

1.2.「非ヘム鉄」や葉酸その他のサプリメントについて

「非ヘム鉄」のサプリメントの成分は、ほとんどが植物由来のものが多いです。

成分表をよく見てみるとわかるのですが、あまり聞いたことのない植物名が書いてあったりすることもあります。
それでも、色々な栄養素を鉄分と一緒にバランスよく摂りたい人にはオススメなのですが、副作用もあるので注意が必要です。

まず、植物性であるという点が注意するべきところです。

よく、食物アレルギーに、卵やそば、人によっては牛乳、乳製品、などがありますよね。
これらのアレルギーの注意書きは、大抵どんな商品にも書いてあるのですが、中には、アレルゲンに似た成分が含まれていることがあるのです。主に、ナッツ類などに似たものに多いのですが、落花生などの表示が抜け落ちていることがあります。

また、海外で生産された鉄分サプリメントには、成分を見てもよくわからない、というものも多いです。

つまり、食物アレルギーのある人が、知らぬうちにアレルゲンを含む鉄分サプリメントを摂ってしまうことがある、ということです。
特に、「非ヘム鉄」は主に植物性由来なので、植物でアレルギーを起こしたことがない人でも、万が一、ということもあるので注意しましょう。

また、これは「ヘム鉄」と同じことなのですが、「非ヘム鉄」も、摂りすぎると危険です。理由はほぼ同じなのですが、唯一違うところは、非ヘム鉄は吸収率がよくないがために、多く摂りすぎると、鉄分の採りすぎに繋がる可能性が逆に高くなることがあるのです。

また、どんな鉄分サプリメントでも言えることですが、鉄分を摂りすぎると、便が黒くなる、また、下痢を起こしやすくなる、ということも副作用として覚えておきましょう。

いずれにせよ、摂りすぎないように注意すれば、大概の副作用は防げますし、また、成分がちゃんと細かく記載されているものでしたら、まず安全なので、鉄分不足が治ったと思ったら一度やめてみること、そしてどんな成分が入っているのか?に十分気をつけるようにすれば、鉄分サプリメントの副作用に悩まされずに済みますよ。

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