ヘム鉄サプリの種類と上手な使い方

1.ヘム鉄と非ヘム鉄の違いを利用した鉄分サプリの使い方

 

1.1.ヘム鉄と非ヘム鉄の違い

鉄分サプリにはたくさんの種類がありますが、その説明をする前に、まずは覚えておきたいことがあります。
鉄分は、「ヘム鉄」という種類と、「非ヘム鉄」という種類に大きくわかれる、ということです。では、両者の違いについて見ていきたいと思います。

まず、「ヘム鉄」ですがこれは、体内に入ったときに吸収がよいほうの種類で、主に含まれている食品には、肉類・魚類・貝類・大豆製品・乳製品などがあります。これらの食品のうち、肉類、魚類、貝類は一括りにして「動物性たんぱく質を含む食品」ということが共通して言えることです。つまり、「ヘム鉄」というものは、主に動物性たんぱく質を多く含む食品に入っている、と言えます。もっと大まかに言ってしまうと、動物由来の食品に主に含まれる、ということになりますね。

一方の、「非ヘム鉄」ですが、こちらは、体内に入ったときの吸収が悪いほうの種類で、ほうれん草やキャベツ、海草類(わかめなど)、ひじき、といった食品に多く含まれています。これらは植物性の食べ物という認識でよいと思います。ヘム鉄は動物性、非ヘム鉄は植物性、と考えると覚えやすいかもしれません。

これらのことに加えて、ヘム鉄と非へム鉄の大きな違いと言えば、血液の成分である「ヘモグロビン」の中にあるヘム鉄の割合が70~80%を占める、ということです。つまり、造血作用が、ヘム鉄のほうがより大きい、ということですね。ただし、食べ合わせによっては、非ヘム鉄でも鉄分を摂ることはできるので、一概にヘム鉄のほうが優秀、とは言えません。

1.2.鉄分と葉酸と

では、鉄分サプリで考えてみるとどうなるかと言うと、よく聞かれる、「葉酸」「ヘモグロビン含有率~」などなど、パッケージのおもてによく書いてある成分名がありますね。これらは、実は裏面の詳しい成分表示をきちんと見てみないと、勘違いしやすいのです。
例えば、「葉酸」ですがこれは、イコール「鉄分」ではありません。葉酸とは、葉酸という鉄分の含有量も少なくない成分のひとつであって、鉄分自体のことではありませんし、さらに、葉酸サプリにはとてもたくさんの種類があります。
なぜかと言うと、葉酸とは、他の様々な栄養素と結びつくことによって効力を発揮する成分なので、色々な成分との組み合わせが期待できるからなんですね。

1.3.ヘモグロビン含有量の多い鉄分サプリをえらぶ

1では、鉄分サプリが欲しいけれど、純粋に鉄分だけの成分が欲しい、であったり、色々入ってるとなんだか不安・・・、であったりする場合にはサプリメントのどこを見ればよいのでしょうか。それは、先ほども書きましたが、裏面の成分表をよく見る、ことです。
裏面を見ても成分表や、注意書きのないサプリはまずやめておきましょう。それが大前提で、次に見るべきは、「ヘモグロビン含有量」です。これが高いということは、「ヘム鉄」がより多く入っていることが期待できるのでオススメです。「含有率」で見るよりも、「含有量」で見るほうがさらに正確性は高いでしょう。

次に見るべきは、「非へム鉄」ではないかと思われる成分(ほうれん草~束分、など)のほうが多いかどうがです。多ければ、その鉄分サプリは、「非ヘム鉄サプリ」なんだな、という認識で間違いではないでしょう。

ここまで考えてみて言えることは、「ヘム鉄」をすばやく摂りたいときには「ヘモグロビン含有量」の多い鉄分サプリを選ぶこと、また、色々な栄養素と一緒にバランスよく、長期的に体調を整えたい、といったときには、「非ヘム鉄」(野菜や海草などを原料にしていることが多い)の鉄分サプリを選ぶことで、得たい効果が得られやすくなる、ということです。
食品だけではどうにも自分の栄養バランスが物足りない、などのときの鉄分サプリの選び方の参考にしてみてください。

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